このレビューはネタバレを含みます
※素敵な映画でした。到るところに何かを暗示させるシーンが嫌味なく展開されていて、こんな愛の表現の仕方もあるのかと考えさせられました。
ふと擦り寄ってくる犬の表情、窓辺に張り付いてくる木の葉、列車の車窓に近づいて飛んでいる鳥、これらのシーンは思わせぶりでしたね。
エイミーが美術作品の造形のため形どりをしていた時のシーンが、まさかこんな形で使われるとは思いませんでした。涙が作り出した作品として出てきた時には、やられたと思いました。
教授の死後のエイミーへのこんな形での愛情表現は、本当にエイミーのためになったのでしょうか?これほどまでに振り回さなくてもエイミーの母親への手当も含めて出来たように思えるのですが?
最終的には最後の最後まで教授がエイミーを愛したことが許されるのか?凡人の自分にはなかなか理解できませんでした。
教授からの最後のメッセージでどんな言葉が飛び出していくるのか?期待して見ていましたが、I Love you でしたね!