このレビューはネタバレを含みます
戦死した人への敬意の払い方が結構衝撃で「本当にアメリカ人にはこういう一面もあるのか?」と疑いすら抱いてしまいそう。州とかによっても多少の違いはありそうだけど。
そんなカルチャーショックを受けつつも最後のエンドロールに向けて涙腺は崩壊する。
チャンスは「イラクで戦死した軍人」ではなく、ワイオミング州の広い大地で健やかに育ったあなたの隣のチャンス・フェルプスになる。
自分はこれをロードムービーとして咀嚼しました。
ケビンベーコン演じる主人公は、チャンスのエスコートをする過程で、彼の人生を追体験することになる。そして旅の最後には見失いつつあった自分の尊厳を取り戻していく。
なんだかむちゃくちゃに尊い任務だ。