オデュッセイア の制作をするってところから物語は始まるんだけど、内容より先にブリジット・バルドーの裸体が美しすぎました!どきゅん!ときた!
この映画は結婚したアンナ・カリーナと上手くいかなくなった様子を作品に投影したんだとか。ゴダールから見てアンナ・カリーナの行動はあまりに自分を振り回す意味わからない女性に最終的には変わってしまったんだろうけど、「グッバイ・ゴダール!」ではアンナ視点だったからゴダールの空気の読めない行動にイライラしたんだよね。視点をこうやって変えれば彼女にも苛立ってしまうから不思議。
夫婦の不和が色彩にも忠実に表れていて、バランスもいい。ゴダールらしく色彩は本当に美しい。好きでした
「相手を疑うほど本質が見えなくなる」っていうのは本当だろうな、さらっと映画内では流れたけど私の中では人生のヒントのようにすら感じました。