うだつの上がらない劇作家が映画脚本の仕事を引き受けたことから夫婦の間で不和が生じていく様を描いたゴダール監督作品。
2021年241本目。
ヌーヴェルヴァーグの騎手ジャン=リュック・ゴダール監督作品です。やはり独特の雰囲気がありますね。
いきなり何やら哲学的な引用から始まったと思ったら裸の女性と男の他愛もない会話へとシフトしていく振れ幅の大きさにびっくりしました。その後は夫を軽蔑する妻、何故軽蔑されているのかわからない夫のどうにもならない不和とその結末を淡々と描いていきます。
冒頭の引用もそうですし、フランツ・ラング監督のことなど知らないことが多く、まだまだ勉強不足という感じでした。