すいれん

Wの悲劇のすいれんのレビュー・感想・評価

Wの悲劇(1984年製作の映画)
4.4
ありがとう、角川映画祭。

筋もセリフも頭に入ってるけどスクリーンで観るのは格別に良かった。特にカーテンコールのシーンは感動的で、あそこで終わっても成立するくらいの盛り上がり。
薬師丸ひろ子演じる三田静香が初舞台を踏む場面は、直前の「女優!女優!女優!」から鳥肌もので、斬新な劇中劇の組み込み方、その後の顛末の劇的な脚本は本当に面白い。
さらにこの作品の真打ちである三田佳子の女優のプライドと意地がほとばしった演技は凄すぎる。

エンディングの「Woman」も最高です。