エアール

ザ・ボディガードのエアールのレビュー・感想・評価

ザ・ボディガード(2017年製作の映画)
3.4
さて…決断の時であります
ーープロの掃除屋として
依頼された通りに標的の息の根を止めるか、
それとも クズの底辺に君臨する雇い主に対して
持てるスキルをありったけ注いで世のため人のためにゴミ処理をするのか…
主人公にあたる殺し屋を演じたサム・ワーシントン。
無口で無愛想なキャラがなかなかハマっていたように思えます。

彼と行動を共にすることとなるオデイア・ラッシュ、
彼と同じく組織と関係を持つ人間で、相棒的な存在である女をベロニカ・エチェーギ、など
美女の存在も、どうもご馳走様でした 笑


さて
表向きは慈善事業やら寄付・寄贈やらを積極的に行う一流企業
ーーアディソン・インターナショナル

その実態は
社の経営者であるアディソンを筆頭とし
麻薬密売で荒稼ぎ、その金を資金洗浄屋にまわして懐を肥やしてる犯罪組織。

事の発端は
アディソンから頼まれ資金洗浄なり、経理なりを担当していた男 マーティンが
大金をくすねて姿をくらまし
おまけに機密情報を持ち出し外部に漏洩しちゃった一件。

裏切り者&ゴミクズは生かしておけないってことで
アディソンは殺し屋を雇い
マーティンはもちろん、彼の家族も皆殺しにすることを依頼。

そこで凄腕殺し屋のルーカスことワーシントンの出番です。
薬物中毒に陥ってる彼は
上物の麻薬を報酬に依頼を引き受けることに。


手始めに
スイスの学校に通うマーティンの娘 エラことラッシュを
見せしめに殺すことから。
が怒りから痺れを切らしたアディソンは別の殺し屋を雇い
マーティンと妻をちゃっちゃと始末。


出遅れた形となったルーカス、
エラに迫り始末しようとするも
助けてと懇願され
向けてた銃の引き金を引けない
ーールーカス自身
疎遠となってる妻と娘がおり
どうも娘を想う父目線が優っている感じ。


そんな中
殺し屋に始末されたマーティンが
娘用にとスイスの銀行で開設した口座に
くすねた金を隠していることが発覚する。

エラを生け捕り
→ 金を引き出す
→ エラを始末
やることも決まり、アディソンは
殺し屋たちに指示を出す
ーー娘は殺すな、ルーカスは殺して構わない、と…。

エラを殺せず、自らも殺し屋たちに命を狙われる立場となったルーカス、
自身の妻と娘のため、
ジャンキーから抜け出すため、
殺し屋稼業から足を洗い真っ当に生きるため、
エラを守るため、
組織、殺し屋、FBI 、警察、…
四面楚歌の状況下で
孤独な殺し屋の”最後の仕返し”が始まる。


殺し屋 vs ルーカスはもっと白熱しても良かった気がしますね〜
そうこうしてるうちに難なく黒幕のところまでたどり着いちゃったりして…
中途半端な印象がどうしても拭えないのが残念なところ。
ワーシントンはカッコいいんですけどね〜 笑
エアール

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