レトーポ試験

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのレトーポ試験のレビュー・感想・評価

4.2
~~っ凄い!!
ごちゃごちゃしそうだから分けます

◯EP4
どこから話していいか分からないけど、まずやっぱりEP4との繋がり。物語の全体はうろ覚えだけど、終盤の反乱軍とルークがデス・スターの弱点にミサイル撃ち込むためにダース・べイダーから逃げまくるシーンはしっかり覚えてる。
EP4がこの『ローグ・ワン』から始まった物語だったんだなぁと。ていうかまず、最初の現状説明ロールが『ローグ・ワン』の超要約みたいなもので、今改めて見返したら泣きそうになったてか泣いた。このロールに、ローグ・ワンの犠牲になっていった皆んなの、偉大な影の活躍があったんだなぁと。振り返って考えると何もいえなく無くなる。ローグワンのラスト、設計図、希望がレイア姫に渡されたシーンは鳥肌でした。もう凄い、いやずるい。
今度はEP4から見返したくなる。

◯地上戦
もちろんお馴染みの宇宙空間での戦闘シーンもあったけど、今回はやっぱり南国風な惑星での地上戦。青い海とヤシの木が生えた綺麗な惑星を舞台にした、何か他の映画の上陸戦争を見てるかのような地上戦。ヘルメットを被り、腰を低くしながら草木を分けて進んでいくシーンにめちゃくちゃワクワクした。スターウォーズでこんなものが見れると思ってなかった。

◯キャスト
キャストの皆さんが絶妙に良い。1番の推しは『ヴェノム』のヴィラン役とか『サウンド・オブ・メタル』で主演を務めたリズ・アーメッド。あれ、こんなにハンサムだったっけ、と思いつつ、なかなかコミカルな役がピッタリで最高だった。「楽にはいかないよな、てかキツイけど、やれるよ」と『ローグ…ローグ・ワン』のセリフがなんでか分からないけどカッコ良すぎて鳥肌立った。
他にも、いろいろ出てるフェリシティ・ジョーンズや結構好きな『フラットライナーズ』のディエゴ・ルナ、それに加え大俳優フォレスト・ウィティカーに今や地球の至宝マッツ、あまり面識はないけどドニー・イェンまで。ドニー・イェンの役がアジア系デビルマンて感じでめちゃめちゃカッコよかった。フォースの狂信者設定もいい感じ。

◯泣
ずーっとワクワクしながら面白く見たけど、終盤皆んながどんどんやられていく展開にめちゃめちゃ落ち込んだ…。え、死んじゃうの、この人も死んじゃうの…みたいな。で、まさかのジンとアンドーも爆撃に飲み込まれて…っていう。普通に皆んな帰還してハピエンかと思ってたから結構予想外でびっくりした。
これぞ「名もなき戦士たち」って感じで、やっぱり泣けてくる。EP4でローグワン皆んなの名前が出てたかどうか覚えてないけど、ローグワンの活躍あってこそのスターウォーズの始まりだなぁと感動した。EP4の前にこんなに素晴らしい物語があったとはぁ…。

この作品単体でも十分面白いけど、スターウォーズ全体から遡及的に見てもやっぱり最高の物語でした。
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