ゆうき

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのゆうきのレビュー・感想・評価

3.9
スターウォーズ4の時、何故あの最強の帝国軍から設計図を取ってこられたかとても疑問になっていたのでこの映画を観てかなり納得。レイア姫が命賭けて奪って来たのかと思いきや全然違う話だったw

前半は新キャラクターばかりで、後半の大きな戦争に繋がる情報集めみたいな感じでこっからおもろしくなるんか、、って思っていたけど後半から怒涛の追い上げ。

今回の主人公は今までの正義感が強いジェダイとは異なり正義を掲げているというより自分の意思をただただ貫き自分らしく生きる主人でした。最初は作戦に乗り気では無かったが、家族の為に命を賭けて戦いに行く勇敢さも兼ね備えている強い意思を持っている。

父役の俳優がマッツミケルセンで驚いた。本当に色んな映画に出てるんだなぁ。。凄い

この映画は他のスターウォーズシリーズとは違い、シリアスな展開が続き緊迫感溢れていて構成が上手いなと感じました。
他のシリーズよりも帝国軍の強さが伝わり、本当に作戦が成功するのかドキドキしてしまいました。
最後のジンとキャシアンのシーンには涙が溢れ出ました。そして他のキャラクターも命を賭して作戦成功の為に団結して何としてでも命令をやりきる姿に感動しました。

キャラクターの一人一人が輝いていてep.7.8.9の製作陣にこの映画からもっと学んで!!と言いたくなるくらい素晴らしいキャラクター達ばかりでした。

個人的に今回の映画で一番印象強いシーンはダースベイダーのゆっくりと落ち着きながらスタスタと歩いてきて最小限の剣捌きで敵を壊滅していくシーンがあまりにもカッコ良すぎた。。スターウォーズファンはこのシーンのダースベイダーに惚れ惚れしてしまうのではないだろうか。。

個人的には、スターウォーズep4を見る前に観ればもっと楽しめたかなと思いました。
スターウォーズep4はローグワンの苦戦差と比べたら割りかしデススターをあっさり破壊して勝ってしまうから少し納得行かないと思ってだけど、デススター破壊には命賭けで次へと希望を繋いだ戦士達がいると知ってればもっと味方が変わったかもしれない。

ローグワンは帝国軍の強さを魅せるのがとても上手で嬉しかったです。命を賭けて設計図を奪えるかどうか本当に分からない状態にされてドキドキハラハラで楽しめました。

ただスターウォーズは毎回登場人物だったり新しい惑星が登場するので記憶力弱い自分からしたらちょっと優しくないですww
ゆうき

ゆうき