シネマ伍長

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのシネマ伍長のレビュー・感想・評価

4.0
いつものオープニングクロールを入れないスピンオフ作品。
エピソード4 新たなる希望の前日譚としては、これ以上ない出来栄えかと思います。

デス・スターの設計図を奪うために犠牲になった名も無きレジスタンスに焦点を当てつつ、ダースベイダーをきっちり悪の権化として描いていて大変よろしい。
ベイダー卿がこんなにも恐ろしく描かれたのはこれが初めてではないでしょうか?
それにしてもクレニック長官はかわいそう。
中間管理職のつらみを感じる憎いキャラですねえ。
映像的にも後半は怒涛の展開が待っています。タイファイターの数も今なら増量中!(笑)
あのキャラやこのキャラがしれっと登場するのもファンにはたまりませんね。

フォースを持たない人々が繋いできた希望が、いかにしてあの強大な帝国とシスを打ち砕くに至るのか、ローグワンを知った今、エピソード4はより特別な感動を与えてくれる作品となるに違いありません。

つまり、スピンオフ作品の正しい在り方を示している作品です。
シネマ伍長

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