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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーの8bitのレビュー・感想・評価

4.3
今日の仕事が終わって、真っ直ぐ家に帰ろうと思っていたのに。
フォースに導かれて、気がついたら映画館の座席にいました。

こんなん泣くわ!泣いちゃうわ!!
なんだかずっと観てた『真田丸』に重なるところが多くて…。
フォースもなければジェダイもいない。
特別な能力など持ち合わせていない、言ってみれば”持たざる者たち”。
そんな市井の人々が、多勢に無勢などものともせず知恵と大胆な行動力で敵に挑む。
エピⅣの冒頭にさらっと流されたオープニングロールの裏にこんな熱いドラマがあったとは。

時代の移り変わりには大きな犠牲が伴う。
それは大きな歴史の”捨て石”に過ぎないのかもしれないが、その”捨て石”こそが強靱な地盤となり、新たな時代が築かれてゆくのだ。
強大な敵の前に、一歩も怯むことのなかった「ローグ・ワン」たちによって新たな時代を切り開く”希望”という名のバトンが手渡された。

これは歴史の狭間で”捨て石”となったすべての者に捧ぐレクイエムだ。

これが泣かずにいられるか。
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