エヴァンゲリオン新劇場版第二作
アニメに沿った一作目に対して、
今作は五号機とマリの初登場に、
アスカ登場のシチュエーション、
惣流から式波への名前変更、
人類補完の扉を開くネブカドネザルの鍵
となにもかも新鮮でかなり驚いた
大まかなストーリーの流れは
アニメと一緒やけどアプローチが結構違う
アニメと比べてほっこりできるシーンとか
幸せや感慨深さを感じるシーンも多いけど、
全体的にマイルドで軽い印象を受けた
使徒に乗っ取られた三号機の話が決定的で、
それに至るまでの深みがなく早いから
アニメの10分の1も絶望を感じれない
とはいえ作品として悪かったわけではなく、
新鮮さに満ちていて結構楽しかった
使徒に飲み込まれたアスカを助ける
ラストシーンはめちゃめちゃ好き
海洋生物の研究所のシーンとか
アスカとシンジの夫婦喧嘩とか
めちゃめちゃ幸せでほっこり
アニメよりも綾波が自発的で人に対して
心を開く様子はとっても喜ばしかった
碇親子が仲良くなる為に行動するって
アニメを観た自分には信じられない
妹が退院したトウジの幸せな顔が嬉しい
アスカもレイもより可愛さが光ってた
お味噌汁美味しいっていうレイ可愛いし、
シンジに影響されて料理するアスカ可愛い
どちらかといえばアスカ派やねんけど、
レイの「ポカポカする」がキュンとした
レイとアスカのエレベーターのくだりで
お互いの想いをぶつけている姿や
アスカがミサトさんに電話で本音を
話すシーンもなかなかに感慨深い
「何かを作る、何かを育てるってのいいぞ
色んなことが見えるし分かってくる
楽しいこととかな」
「辛いことを知ってる人間の方が
それだけ人に優しくできる
それは弱さとは違うからな」
大大大好きな加持さんの出番が
ちょっち少ないのは残念でならない
今作初登場のマリはこれから
どういう風に絡んでいくんやろ
坂本真綾さんなのがめちゃ嬉しい
「碇くんがもうエヴァに乗らなくて
いいようにする、だから...」
「いいんだもう、これでいいんだ...」
主題歌 : 宇多田ヒカル『Beautiful World』
