電機自動車工房

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の電機自動車工房のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2024年のゴールデンウィークに、長年向き合うべきだと思っていた積年の宿題としてAmazonPrimeVideoで鑑賞

■ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 感想
序は、リブート(セルフリメイク)感があったが、ここから大きく、テレビ版からはなれて新しい世界の再構築を志している。
リメイクしてより分かりやすくしたという感じでコンパクトにストーリーをまとめて、アニメ映像技術としては、より高いクオリティで制作しなおしたという印象でした。

新キャラ、マリの登場/三号機の暴走事件/第10使途戦(旧版の男の戦いでの「僕は、エヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!」
など 第14使徒ととの戦いからリメイク)されている。
第10使途に吸収されていたレイを救い出したときに、サードインパクトを引き起こしかけたところで、ミサトの自分のためにやりなさい とともに 空から槍が初号機を貫いたところで エンディング。

全体に、碇親子の心情、距離感がずっといったり来たりしている。
 ・墓参りのシーン
 ・ゲンドウがシンジをほめるシーン
 ・綾波が二人の仲を取り持とうとする食事会
 ・暴走事件からの、戻ってくるシーン
いろいろあっても、あんな父親だったら、子供やさぐれるわ!というのが第三者から見たら普通に思います。

 
■わたしとエヴァ
初期放送・再放送でブームになった際も実は触れていなかった。
きっかけは、エヴァンゲリオン芸人(2008年)で中田敦彦や加藤夏希、有田哲平などが本気で面白いとプレゼンをしていたのをみてから、アニメ版、最終回・そして「おめでとう」に激怒した。劇場版も貞本義行版のコミックスを読んでも、やはりこの怒りの矛先はどこにむけていいのかわからないままであった。
(要は、結局何がしたかったんだよ? という話が全く理解できない)

今度の劇場版でいままでの謎が解けるのでは?という期待の下に作られるというのだが、そこまでの熱狂的なファンではないので全部終わったらちゃんと見ようとそっと記憶の蓋をとじていた。