ウォレス

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のウォレスのレビュー・感想・評価

4.8
『序』に続きこちらも久しぶりに鑑賞。
新劇場版の中では断トツで一番大好きな作品。やっぱり面白すぎるわ(*◎ω◎)

『序』はほとんどそのままリメイクした感じでしたが、こちらはだいぶ上手いこと変化を入れてきてるのでいろんな意味で見所満載ですね。
特に真希波マリの登場とそれが操縦する仮設5号機vs第三使徒戦は変化として重要なポイントです。
『イッタァァアイ! …けど楽しいからイイヤっ!♡』とか…マリちゃんのイカれた操縦は何度観ても最高ですね( *´艸`)

そして忘れてはいけないのが今回から登場のアスカ!
なぜか「惣流」ではなく「式波」ですが…w
やっぱり一番好き!(º∀º)
ずば抜けたエヴァの操縦や、毒舌、自分自身をエリートだと言い張り、人のことをことごとくバカにするけど、たまにチラッとみせる心の弱さ…これが元祖ツンデレでございますよ!(*◎ω◎)=3

そして今回も全部もっていっちゃう綾波!
しかし今作のレイはあまりにも可愛すぎます。
シリーズ全て通して一番可愛いかもしれない。
クローンであるレイに心が芽生える過程が悶え死にそうになるぐらい可愛いんです。
でもそれがぶち壊されるという辛すぎる展開が待ってるんですが…その切なさがまたいいんですよね……
頑張ってたレイや、みんなのために気を遣ったアスカのことを思うと尚更あの使徒は許せませんな(。・ˇ_ˇ・。)

出てくる使徒の強さも前作よりパワーアップしてるので戦闘シーンも見応えあり。
どの闘いも迫力満点ですがやっぱり一番好きなのは『ゼルエル戦』!これは一番の見どころでしょう!
いつも通りイカれたマリの戦闘と、自分を犠牲にしてまでも守りたいという思いで闘うレイがあまりにもかっこいい!
『ありがとう二号機の人…逃げて…!』とかもう何度観ても名シーンすぎるし、いろんな思いが込み上げてきて泣きそうになります(><)

そして相変わらず心理描写も素晴らしい。
そういう面で今回は、それぞれの『エヴァに乗ること』についての価値観みたいなものがテーマだった気がします。
エヴァなんか乗りたくないと思ってるパイロットもいるけど、そんなことで悩むんだ…と思う奴もいる。。。エヴァにしか居場所がないと思い込む奴もいれば絆のために乗る人もいる…
それぞれが持ったエヴァの操縦についての考え方の違いが面白いし、そこと繋げてその人がどういう人なのかということがわかるのも面白いですよね。

もう語っちゃうとキリがなさそうなのでこのへんにしときます…w
とにかく『破』は傑作アニメなので、まだご覧になられてない方はぜひ『序』からご覧下さいね!(^^)
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