Uske

僕と世界の方程式のUskeのレビュー・感想・評価

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)
4.4
かなり良かった。自閉症スペクトラムと診断された少年の話。とても好きな作品。実在人物をモデルにしているらしい。

数学オリンピックのための強化合宿で出会う中国チームの少女とのやりとりが素晴らしかった。恋愛をテーマにした映画より、スッと入ってきた。

ストーリーは高校生になってからがメインだけど、幼い頃に亡くした父親との思い出シーンがとても良すぎる。またこの時点で少年がニコニコしてるのが貴重で愛おしい。

主人公は自閉症スペクトラムの設定だったが、そうであろうがなかろうが、こういう両親なり恩師に見守られることはそうそうないだろう。というくらい素敵な人たち。
考え方とか人との接し方とか、映画の世界ながら本気で真似したいと思えた。

母親とのレストランのシーンはめちゃくちゃ感動した。
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