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僕と世界の方程式のserinaのネタバレレビュー・内容・結末

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間は、使命、責任、期待、、、様々なものを背負ってそれに応えるために犠牲を払うことこそが常識で当然だとされてるけど、もっと大切にしたいことに素直になってもいいんだよって肯定された気分。

数学コンテストの代表ってものすごい倍率で、いろんな人の想いも背負ってる。だからこそ、全力で集中して、結果を残すことが求められてたと思う。これは、社会においての仕事もそうだと思うんだけど。それでも、大事な限られた人だけが得られた瞬間を放棄してでも、もっと大切なことを気づいたネイサン。何もあの瞬間に抜け出さなくたっていい。心が叫んだってまさにこのことだなーって思う。

誰かを失ったとき、その人の穴は残された誰にも埋めることはできない。代替が効かないからこその残されたもの同士の葛藤って終わりがない苦しみが続くよね。お母さんは素敵だったなあ。「誰かがあなたを愛すとき、その人はあなたの中に何かを見てる。その人にとって価値のある何かよ。あなたの価値ね。でも辛いこともある。あなたが好きなった相手が気持ちを伝えてくれなかったら不公平に感じる。それから愛する相手が人生から引き算されること。自分の価値が前より減ったように感じる。」

エイサバターフィールド!アレックスロウザー!再共演して!ネットフリックスなら可能じゃないんですか!セックスエデュケーション!ジエンドオブエフイングワールド!
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