普通の青年岡田くんは、バイト先の先輩安藤さんから恋愛の相談を受ける。カフェ店員、ユカに恋する安藤さん。そのユカをストーキングする男、森田。
森田は岡田くんと高校の同級生で。。
うーむ、素晴らしい。
完全なバイオレンス映画ですが、
怖い、この映画。怖すぎる。
岡田くん、安藤さん、ユカというどこにでも居そうな三人の日常に突然現れる森田という存在。
その森田が理由なく破壊して行く平穏な日々が狂気に溢れている。
何が怖いって、本当に森田みたいな人は居るかもしれないから。。
って事だと思うんですよ。
ある日に家に帰って来たら。
家に隣に住んでる人は。
後ろからついてくる人は。。
あー怖い。
でも、その森田という人間を作り上げたキッカケこそが一番怖いと思うのです。
学校生活や友達。人生の一番大切な時をどんな風に過ごすかで、
知らないうちに人格が形成されて居るのだと感じれる映画です。
濱田岳が岡田くんを演じるからこそ日常に感じれて、
ムロツヨシ演じる安藤さんがいるから、ただのバイオレンス映画にはならない。
(いい意味で笑えるシーンがある)
佐津川さん演じるユカが、
可愛らしさの中に、ビッチ感があるからリアリティが増します。
そして森田剛。
お似合いだわ。あの役。
素敵でした。
しっかりグロいから見る時はお気を付けて。
ベッドシーンも生々しくて最高だぜ。