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インシディアス 序章のarchのレビュー・感想・評価

インシディアス 序章(2015年製作の映画)
3.5
序章と書きながらCapter3である本作、見事にインシディアスシリーズをゴーストバスターBBAのシリーズにして見せた作品であることは間違いない。
何が序章なのかというとBBAのオリジン、始まりを描いているからである。正直誰が興味あんだという感じはあるが、思いの他このBBAことリン・シェイ演じるエリーズが中々カッコイイし、これまで描かれてない味方かつ最強なおば様であることが本シリーズの一つの魅力ではあるのだ。
ただ、ジェームズ・ワンの手掛けた過去二作に比べるとスケールの小さな話で自分の感じていた"彼方"の世界の造形とそこから漏れ出る闇の存在の異常な雰囲気が恐ろしさ以上の魅力というのが欠けていた。またストーリーもBBAがやる気出すか出さないかの起伏しかないので微妙。『透明人間』という大傑作を作ったリーワネルにしてという感じ。
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