劇場版で一番好きだったので、最後にレビューを取っておきました。
本作は、テレビシリーズ1期の総集編、その前編。
つまり、ハイキューの始まりが余すことなく描かれているんです。
キャラクターの紹介もあるから、とにかく濃密。
登場から日向と影山の反りの合わなさは明らかなのに、コートに立った時の二人の速攻はとんでもないスピード。
飛べない烏が、いよいよ空を舞う。
古兵の復活。
旭とのやっさんの間に生まれた大きな溝、
折れたモップ、それが埋まるまで。
テレビシリーズでは見られなかった、モップの修復が、二人の関係とダブってみえたり。
この頃のツッキーは、まだまだ冷めてて、彼のバックボーンが見えてこなかったですね。まさかこれからあんなに大活躍するとは。
3年間の積み重ねでセッターとして烏野を支えてきた菅さんは、いきなり現れた天才セッター影山を目の当たりにして、インターハイでのスタメンに影山を起用することを鳥養監督に進言します。
それは決して諦めではなく。
菅さんは、そんなことで自分に卑屈にはなりませんでした。
そして、烏野のかつてのライバルであり、互いにその存在を強く意識することになる、音駒高校との練習試合が始まります。
練習試合とは言え、それは全てのメンバーに実りある時間となります。
キャプテンとしてのプライドをかけた、大地さんと黒尾さん。
副キャプテンの菅さんと夜久さんには、どちらもチームを支える懐の大きさ。
のやっさんと夜久さんは、リベロとして常に上を目指す姿に刺激を受けます。
日向と犬岡は練習を通して渡りあった共鳴と、一年生特有の自由さと。
でも僕が一番好きだったのは、体育館倉庫での田中(龍)と山本(虎)の会話ですね。
練習が終わって、何のわだかまりもなく「お前いいヤツだな‼️」と気持ちよく言い合える仲って、やっぱりいい。
いよいよ来年2月には、日向と研磨が交わした約束が、劇場で実現します。
2部作になるとのことで、ゴミ捨て場の決戦を大スクリーンで観れる日が楽しみです。
もう一回がない試合だ‼️
U-NEXTでの配信は9月で終了するのかと思ったら、延長したようです。まだまだご覧になれますので是非‼️