アイディアは良かったんですけど・・・。
アン・ハサウェイ主演のアクションコメディです。
午前8時5分。
ソウルのある街に突然怪獣が出現し、消えるという不思議な事件が起こります。
それから25年後。
毎晩飲み歩いては二日酔いで朝帰り。
仕事をクビになってから1年も経つのに未だ無職。
彼氏のティムに愛想を尽かされたグロリア。
挙句ニューヨークのマンションから追い出され、行くあてのない彼女は誰も住んで居ない実家のある故郷の田舎街へ帰ります。
そこで幼馴染みのオスカーに出会ます。
お互いが会うのは小学生の頃以来でグロリアは「仕事の休暇で帰って来ただけ」と嘘をつきます。
懐かしの友人との久しぶりの再会に嬉しさを隠し切れないオスカーはグロリアを自身が経営するバーに誘い、バーの常連で友達の二人を交え飲み明かします。
無職で彼にも捨てられ帰ってきた事を酔った勢いで彼女が喋った事で彼女を不憫に思ったオスカーは何かと面倒を見始め、ウェイトレスとして雇います。
ティムの事も忘れ心機一転グロリアはバーで働きながら楽しい生活を始めようとしていた矢先、ソウルの街に怪獣が出現したというニュースが流れ・・・。
発想がかなり斬新で、かなり期待して鑑賞したのですが、
鑑賞後、"?"マークが100個位出て来ました。
グロリアを含む登場人物の感情が、もれなくめちゃくちゃで全く共感を得られなかったです。
それならまだ"精神が破綻した人達"にしてくれた方がまだ分かりやすかったかも。
と思うくらいでした。
怪獣が出現した理由もよく分からなかったです。
幼馴染みのオスカーの心情の変化も感情の起伏が激しくついていけないし、オスカーの友達とグロリアの関係も分かり難かったです。
ラストもなぁ。
もうちょっとやりようがあったのでは?
と思う非常に惜しい作品でした。
しかし主人公グロリアを演じたアン・ハサウェイは可愛いかったです!