夏色ジーン

64 ロクヨン 後編の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)
3.8
感想川柳「誰も皆 あの日の悔いを 晴らしたい」

昭和64年1月5日。 関東近県で漬物工場を営む雨宮芳男(永瀬正敏)の娘・翔子が誘拐された。犯人はサトウと名乗り、身代金要求額は2000万円。昭和天皇の崩御により、昭和64年はたった7日間で終わった。そして迷宮入りとなったこの少女誘拐殺人事件は、県警内部で「64(ロクヨン)」と呼ばれることになった。平成14年12月。 県警で、かつて刑事部の刑事として「ロクヨン」の捜査にも加わっていた三上義信は、今は警務部秘書課広報室広報官のポストにあった。
1週間後に全国の警察を統括する警察庁長官が、時効が1年後に迫った「ロクヨン」担当捜査員を激励するために視察に訪れるというのだ。そして、三上が複雑に絡み合う事態の収拾に奔走しながら迎えた、長官視察の前日。県内で少女誘拐事件が発生する。サトウと名乗った犯人は、身代金2000万円をスーツケースに入れ、父親に車で運ぶことを要求した。14年前の「ロクヨン」とまったく同じように…というとこからの続き。

もう最初からクライマックスのような勢いで始まります。m(。_。)mそしてそのまま2時間駆け抜けました。(;・∀・)まさかそんな展開が待ってるとは…(゜ロ゜;謳い文句のように結末に涙はしませんでしたが、面白かったと思います。( ̄ー ̄)

ベスト3を挙げるなら佐藤浩市、永瀬正敏、三浦友和かな〜。特に葛城事件の後だから三浦友和が凄かったし、永瀬正敏も鼻水ぶっ垂らしての号泣に髭を剃った意味、佐藤浩市は言わずもがな。((((;゜Д゜)))

事件のクライマックスもいいですけど、自分的には柄本佑が出た記者会見が印象的。広報官は大変だぁ〜( ̄□ ̄;)