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アイヒマン・ショー/歴史を写した男たちのaloniatreeのレビュー・感想・評価

3.5
第二次世界大戦関連の映画はぼちぼちみているし、悲惨さもある程度知ってるつもりでしたが、まさか戦後15年以上もたってるのに、このテレビ放送がなかったら「そんなことあるわけないでしょ」とだれも信じてくれなかった、というのは初めて知りました。

あまりにアウシュビッツの出来事が悲惨すぎて、体験した人以外はそんなわけない!で相手にしなかったというのは、私の中でかなり衝撃でした。

話してるのに相手にしないって…

そんなことあるわけないって…

映画は、フルヴィッツ監督が骨太な人間味ある人物像で、かなり好きなタイプ(笑)
見た目でなくてね(笑)

師匠として弟子入りしたいくらいです(笑)

彼がこだわったアイヒマンの表情が
微動だにせず、自分の答弁の時に初めて感情が動いたあたり、数々の証言はアイヒマンの中では「あの時根絶やしにしておけば良かった」とかそんな感じで聞いていたのだろうか…とか感じましたね〜…

私は涙なくしては聴けない証言でした。。。
泣けました。。。。

あかん…
戦争はあかん…
と改めて思える私は良い映画だったなと。
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