第二次世界大戦関連の映画はぼちぼちみているし、悲惨さもある程度知ってるつもりでしたが、まさか戦後15年以上もたってるのに、このテレビ放送がなかったら「そんなことあるわけないでしょ」とだれも信じてくれなかった、というのは初めて知りました。
あまりにアウシュビッツの出来事が悲惨すぎて、体験した人以外はそんなわけない!で相手にしなかったというのは、私の中でかなり衝撃でした。
話してるのに相手にしないって…
そんなことあるわけないって…
映画は、フルヴィッツ監督が骨太な人間味ある人物像で、かなり好きなタイプ(笑)
見た目でなくてね(笑)
師匠として弟子入りしたいくらいです(笑)
彼がこだわったアイヒマンの表情が
微動だにせず、自分の答弁の時に初めて感情が動いたあたり、数々の証言はアイヒマンの中では「あの時根絶やしにしておけば良かった」とかそんな感じで聞いていたのだろうか…とか感じましたね〜…
私は涙なくしては聴けない証言でした。。。
泣けました。。。。
あかん…
戦争はあかん…
と改めて思える私は良い映画だったなと。