このレビューはネタバレを含みます
誰でもきっと、忘れられない人はいる
仕事のやりがいや、恋人とのすれ違いで悩む人はいるのでは。
ミアはセブの成功、お店のオープンを望んだが、セブは方向性の違いを感じつつもバンドを選んだ。ミアは違和感を感じつつも応援したが、本当にやりたいことか?と問う。
誰しも、やりたいことだけが出来るとは限らない。また、人から喜ばれる演奏をすることでやりがいを感じるのであれば、それはそれで意義があること。
ミアのように真っ直ぐに生きて成功するだけの人ばかりではない。
また、ミアもミアで成功を手に入れた。
たまたま再会した時に、ミアの妄想の中で結ばれた2人は
それはそれで、あったかもしれない未来。ただすれ違っただけ。ハッピーエンドばかりではない、若かりし頃の恋愛を描いた映画。