ま

ラ・ラ・ランドのまのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

マジで俺は一回目何を観てたんやというか、恐らく観るスタンスを間違えてた
何となくセブだけが多くのものを失った印象やったけど、改めて見ると二人とも全く同じだけのものを失ってた

すれ違いも根底にあるとはいえ、舞台の失敗をセブに転嫁するミア酷いなあと思うけど、
当初こそミアのためとはいえ、次第にバンドを逃げ場としてたセブについても同じく、その弱さを責める権利が一体誰にあるのか

キャスティングの電話が掛かって来た時に「ミアと会う口実になるから」じゃなくて、真にミアの夢のために車を走らせたセブなぁ。心が苦しいな


初回のライブのシーンで謎のキモい機械を演奏し始めたセブへの絶望感えぐいし、そこをあの盛り上がりで描いてる皮肉も良い。総じて完成度の高い映画
セブの話ばっかしてるな俺
ま