大人になるための通過儀礼としての恋愛を描いたって感じだったわりには、はたしてその通過儀礼によって大人になったのか、なれたのかがイマイチだったかもしれない。(別離の直前にくどいほど「大人になろう」とか「ベイビー」だとかいってこれはイニシエーションラブやぞ!イニシエーションラブやぞ!っていっていたわりにそれが彼らの通過儀礼に成り得たのかなあ?)
それからせっかくタップダンスをしていて、映画でもそれを推している割に、音楽の大音量に掻き消されてタップの音が聞こえなかったのは寂しかった。せっかくの見せ場だと思ったけど、たくさんの要素が打ち込まれすぎて、すこし勿体無かったという印象がある。
CMだとヘアスプレーみたいな感じだったのでみていて驚いた感じではある。