乗れなかった～！
評判が良いからどれだけめくるめく夢の世界に連れてってくれんのかと勝手に期待しちゃったわけです。
主人公の二人が魅力的じゃない。
エマ・ストーンは目ばかり大きく犬コロのようだし、ライアン・ゴスリングも中途半端にいかつい体つきで粋さが感じられない相当の芋。エマの方は次第に慣れてキュートにも感じられたが。早いとこ帰ってフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの作品で口直ししたくなった。
昔ながらのフィルムで撮るという手法も本来歓迎すべき所だけど、こと夢のミュージカルに限れば最新技術で魅せて欲しい。どうやら、あまりの評判に製作者側の狙いと違う方向に勝手に期待を上げてしまってたみたい。
ミュージカル以外の面で、最終章の5年後のセバスチャンの店での再会から妄想と現実が交錯する場面はとても良かった。残念。
