たっくん

ラ・ラ・ランドのたっくんのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
3.2
ダンスや音楽はいい。夢を追うのも共感することができる。だけどラストが消化不良だった。
ジャズプレーヤーとして自分の好きなことをやろうとしたら罵倒されて全く評価もされない。自分を捨てて時代に合わせ、周りに合わせることで成功を収めるシーンは考えさせられるものがあった。結局、一度成功を収めた後に自分のやりたい事をやり始めるのだけど、自分の店を持つ程度の成功で終わる。ヒロイン役の女性は女優として成功して他の男に取られる。
全てがハッピーエンドではないところがモヤっとする。
自分の信念を貫くより要領良く立ち振る舞わなきゃいけないってことは分かるが、せめて映画ではそれを否定して欲しかった。
ハッピーエンドだったのは女性だけ。
たっくん

たっくん