すごいわ。
次元が違う。
今更鑑賞したのが、とても恥ずかしい…。
この映画は、音楽が良いとか、そう言う次元の映画じゃない。
映画の完成度の次元が違う。
おそらく、将来的にはローマの休日みたいな評価をされていると思う。
そもそも、この映画は音楽が良いんじゃない!
音楽の〝魅せ方〟が上手すぎる映画なんだよ!
「音楽が良い」だけの感想の人とか「ストーリーがつまらん」とか言う人は、音を消して映像だけで見直しても新しい発見があるはず。
オープニングのミュージカルシーンで、とんでもない映画だと確信。
風も天気も熱気もある屋外で、ロスの路上封鎖して、5分以上ワンカットなんて、もはや神業だろ。
みんななんで驚かないの?
もっとすごい映画あるの?
それだけじゃない。
その後も音楽を〝魅せる〟カメラワークが素晴らしすぎる。
特にワンシーンごとの色彩がとても美しい。
特にラストシーン。
詳しく言えないけど、本当に素晴らしかった。
ラストシーンは美術も魅せ方も完璧だったと思う。
色々とこみあげるものがあった。
もちろん最初と最後だけじゃない。
途中のシーンも構成が絶妙。
こんなトンデモナイ映画、賞なんか総ナメなのは妥当。
久しぶりに良い映画見た。