小さい頃にドラゴンボールはよく見てた。GTは世代的にドンピシャだし、ジャネンバ出てくる映画はビデオで何回見たことか…。
だけど、最近のアニメの超は作画の出来の悪さ、テンポの悪さから全然見ていなかった。
そんな過去のドラゴンボールファンがなんとなくこの映画を見てみた。
めっちゃ良かった…。なんか悔しい。
前回のブロリーも戦闘でなんか面白くないか？って思ったが、今回で確信に変わった。
ピッコロをメインにするってのが良かった。
悟空のインフレを止める効果もあるし、明らかに悪いマンネリ化もしてたり、悟空メインではキツかったんだろう。
そもそも、ピッコロと悟飯の関係性や、悟飯の強キャラ設定も含めて良い設定が多いのに、全然活かせてなかったし。
先に悪いことを言うと、ドラマパート全般良くない…。
もう子供向けにわかりやすく作ってるからしょうがないが、だらだらしすぎ。
ドラゴンボールのくだりとか必要なのはわかるけど、その中での話のテンポがめちゃ悪い。映画自体がハイテンションすぎないように調整してるのかもしれないが、これは子供寝るレベル。
しかし、そのドラマパートの悪いところを全てひっくり返す暗い出来がいい戦闘シーンには驚いた。
この映画、バトルパートめっちゃ出来がいい。実写じゃできないくらい速いのに、めちゃくちゃわかりやすいし、カッコいい。
CGが進化したってのも大きいかもしれない。
後半の展開もめちゃアツかった…。
来るかな？とは思っていたが、いやらしくこれみよがしに見せず、あくまで自然。
知ってるからこそ楽しめた。
この展開思いつくなら、絶対ドラマパートどうにかできただろ…。
ドラマパートは子供向け、バトルパートはおっさん向けなのかな。
親子で楽しめるドラゴンボールならではの良作。
