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ラ・ラ・ランドのYKNのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
5.0
生でミュージカルを観ているかのような気持ちになる。しっとりとした、濡れ感のあるシーンからパキッとしたカラフルなシーンまで目が離せません。
セッションとはまた違った華やかさ、ジャズ音楽でした。
何よりミアとセブの恋人以上の関係。ただのラブストーリーではなく、互いに切磋琢磨ぶつかり合いながら夢を追っていく。お互いが刺激を与えたからこそのこの結末なのだと思います。こんな関係素敵すぎる。夢があって頑張ろうという気持ちになれるラブストーリーです。
ラストに賛否両論ありますが、私は恋をしている時の現実か妄想か分からなくなるようなふわふわしたシーンとか、このラストがあるからこそ映えるんだと思うし、実際は恋愛ってハッピーエンドの方が少ないと思う。20180221

金曜ロードショーで見て感想がまたちょっと変わったので追記。
監督の「人は、残りの人生を決定づける人と結びつくことはできるが、その結びつきは残りの人生までは続かない。そのことは、ものすごく美しくて、切なくて、驚くべきことだと僕は気づいたんだ。」というインタビューにかなり心が揺れた。もし、2人がこの先もずっと一緒だったら、、という回想のところは涙なしには見れないが、最後2人で顔を合わせるも言葉なく別れるシーンにもこれでよかったんだという顔をしているようにみえる。どんどん大好きなラストに見えてくる。幸せっていろんな形があることを教えてくれたし、これがハッピーエンドだと思えるようになった。セブもミアもこれからもずっとミアを愛し続けるんだろうなと思うし、恋愛以上の感情が2人にはあると思うと素敵。大切なパートナーって恋愛という意味だけじゃなく、お互いの夢を支え応援できる人のことだと思った。私も、自分の人生を変えるきっかけになってくれるようなパートナーと出会いたいと思った。20190208
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