紅孔雀

ラ・ラ・ランドの紅孔雀のレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.0
信頼するフォロワーさんの中に、ちょっと欲求不満感のある方々がいて、なんでかなぁ、と思っていたのですが、今回鑑賞して、少しわかったような気がします。
冒頭のハイウェイ・シーンで思いっきりアゲアゲにしといて、その後はけっこう重たい青春モノになります。人生における夢とは何か、現実とは何か、そして若さとはなんと儚いものか。Yuさんのレビュー「思ったより暗い映画」が、この一見華やかなミュージカル・ランドの本質を鋭く見抜いていると思いました。
失われた青春の輝きを苦味と共に振り返る、と言えば、かのフランスの名作ミュージカルを思い出すのですが、それとは違い、本作ではゴズリングとエマが微笑み合うところに僅かながら救いがありました(その作品名は後の「ネタバレ」で)。
というわけで、当初の高揚感を裏切られて下がり気味だった点数が、実は人生を描く作品だったんだァ、と見方を変えたことにより、大幅に上昇。評価の難しいミュージカル映画でした。