リグレット

ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁のリグレットのレビュー・感想・評価

4.0
サイエントロジーの脱会信者たちが語る教団の内幕。まずは創始者であるL・ロン・ハバードのエピソードから始まり、次にハバード没後に教団の営利路線を更に進めたデビッド・ミスキャベッジにフォーカスを当てる。
サイエントロジーといったらトム・クルーズやジョン・トラボルタ、ベックなどが有名だが、今作では後に脱会した脚本家で映画監督でもあるポール・ハギスが30年近くも在籍していたのは以外だった。
教団が有名俳優などを広告塔に使う一方で、自分たちに不利な事件など起きた場合には火消し役に回したりしている実態。
サイエントロジーはオーディティングによるカウンセリングによって個人の秘密を徹底的に分析し、保管していてそれが脱会などへのストッパーになっているという事実。その事実を知って実はサイエントロジーのヤバさに気づいちゃいるけど辞められないセレブもいるんだろうなと少し可愛そうな気持ちにすら。
あの大久保に建つデッカいサイエントロジービルも信者数は減るなかでも宗教法人ということで無税で蓄えたお金の投資で建てたんだろうなと、なんだかなー。
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