ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁の作品情報・感想・評価

ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁2015年製作の映画)

Going Clear: Scientology and the Prison of Belief

製作国:

上映時間:119分

3.7

「ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁」に投稿された感想・評価

未視聴
https://www.youtube.com/watch?v=d9U8rQNjP9U&list=PL9pxGduRvt37SmMbrjazs7sOW5P6b5IkH&index=9
トムクルーズやジョントラボルタが信仰する宗教団体サイエントロジーの内部を元信者達が暴いたドキュメンタリー映画。

全く売れないSF作家 Lロンハバードが
自己啓発本『ダイアネティックス』を書いたら大当たり。信者にカウンセリングを行い、過去のトラウマや人に聞かれたくない秘密を洗いざらい喋らせてファイルに保存。信者はこの惑星と宇宙の為に10億年の契約を結ばされ、これが発展して宗教団体へ成長。 

この『サイエントロジー』は教義が秘密で沢山修業して沢山お布施してレベルが上がる課金システム。そして何十年もかけて最高レベルに達したらいよいよ教義が明かされる。

それはスーツケースを渡されて中を開けると教祖様の手書きで「7500万年前、銀河系の長[ジヌー]は反逆者達を監獄惑星[地球]の火山に落とし水素爆弾で爆破。その魂[セイタン]が巨大スクリーンで悪夢のような3D映画を見せられた後に古代地球人に吸収される。それが代々受け継がれて今の人々の恐怖や不安の源になった」

えっ?!どういうこと?!
7500万年前の地球に火山は無いらしくこれを読んだ元信者は冗談か自分が試されてるのではと思ったのでした。

この教祖様、大金を稼ぐ近道は宗教の創始でそれなら政府に税金を取られないと語って教典を執筆。

70年代にハリウッドで教会を建て、有名人を引き入れて広告塔として利用し、ヒッピー達にはドラッグなしでハイになれると勧誘。トラボルタは売れない俳優時代に入信した後にCM契約やドラマの主演などヒット作に恵まれたらしいです。

トラボルタ担当教団広報の女性は脱退しようとしたが捕らえられ再教育の名の元に強制労働、食事は残飯。何故か教団側から施設で『サタデーナイトフィーバー』の上映を命令された。

一方、トムクルーズは『デイズオブサンダー』の頃に元妻ニコールキッドマンと出会いそこから教団と距離を置くようになる。焦った教団側は[潜在的なトラブルの源]ニコールと別れさせようと画策し始めて…
ハリウッドスター裏事情が見れる貴重なドキュメンタリーです。

この教祖様は色んな小説を書いていおり、その一つ『バトルフィールドアース』は映画化されてトラボルタ星人が怪演。最低主演男優賞を獲得して以来、またトラボルタ低迷期が訪れるのでありました。
おまつ

おまつの感想・評価

4.0
日本のメディアでは決して取り上げられない、かなり衝撃的なドキュメンタリー。
新興宗教の恐ろしさがよく分かる。
ちなみに日本にも支部があり絶賛活動中。
こういう道への入口はあちこちにある。

ちなみに私はこれでトム・クルーズが一切ダメになってしまった。(映画作品には罪がないとは思っているけど)

日本ではあまり知られていないが欧米にはトム・クルーズ嫌いが一定数いて、この映画が作られる前から周知の事実だったらしい事を考えると、作られるべくして作られた命懸けのドキュメンタリー。

一人でも多くの人に観てもらいたい
脱退した元・幹部たちがインタビューをうける、ドキュメンタリーなのだが。
信者の知人・家族から全員絶縁されたり、サイエントロジーの信徒が、日々、訪問してきたりと。脅迫が続いている日々であった。

「教観が希薄な日本人ではちょっと信じられない感覚」と、感想を書いている方がいましたが。日本でもカルト宗教は、色々と、活動していまっせ。
トム・クルーズとニコールキッドマンというカップルが大好きで、いまだに仲直りして欲しい、共演して欲しい、とかトンデモ妄想してる自分には泣ける映画。

サイエントロジーにはまっていくトムをみかねたニコールが、脱退を勧めていたとか泣ける。ニコールいい女!そしてトムを広告塔として使いたい団体が離婚するように仕向けていたとか戦慄。

もちろんこの映画の内容を全て信じればの話だけど。

L.ロン ハバードという元SF作家が始めた団体。ハバードの死後、新しい代表が就任したあたりから、洗脳、恐怖支配、情報断絶というカルトお決まりの手法を使って組織は拡大していく。

カルト的手法を使う才能を持った人材と、それを生かせる団体という「不幸な出会い」があったのだ。

一般常識からかけ離れた危険な組織って、それこそ戦争状態でもなければ、出てこないような意識がある。でも実はオウム真理教の例もあるように、畑と水があれば、人とそれを思う存分生かせる環境があれば種はいくらでも育つ。その種がトンデモない植物に育ったときのためにも観ておきたい映画。

そういった団体に呑み込まれないようにするには、やっぱり情報を表と裏からみるしかないんでしょうねえ。35年たってやっと脱退した元信者の方も「反対意見は不快になるからみないようにしてた」って、だったらそうなるようね。自分もふくめてだけど、Twitterで自分と違う意見は全く興味がない、観ないという人も多い。そういう極端な態度って次のカルトを育ててるのかも。
上旬

上旬の感想・評価

3.9
アメリカのカルト宗教である「サイエントロジー」を扱ったドキュメンタリー。

サイエントロジーは俳優のトム・クルーズ、ジョン・トラボルタ、監督のポール・ハギスが信者(だった)ことで知られる。とりわけジョン・トラボルタが主導して製作して酷評を浴びたSF映画『バトルフィールド・アース』が悪い意味で有名。

やってることは盗聴、盗撮、虐待、監禁と極悪非道。にもかかわらず洗脳されていると従ってしまうという恐ろしさ。

カルトは家族を破壊する。未だ信者である娘と縁を切られた母が切なかったし、公開時点でも報復に怯えている元幹部は衝撃的。

バカらしい教義に笑い、洗脳の恐ろしさに震える二時間あっという間だった。
reiko

reikoの感想・評価

4.3
🍅95% 🍿90%

こんなドキュメンタリーが撮影され公開まで出来たことがすごい
ちょっと人よりカルトに興味がある(テーマとしてって観点で)ので面白かった。結局宗教ってなんなんだろってことにいきつくよな。創設理由が金銭的な理由だったことには驚いたわ。なんかこういうのに所属してる人らはただただ没頭していくんやと思ってたけど、そんなスケールではない操られ方をして逃れられなくなるんかと思うと複雑な気持ち。かつてはだいぶそっちサイドだった人達が語る言葉はなんか不思議だった。今はどういう宗教観で生きてるのかなとか。
なん

なんの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

サイエントロジー元信者による教会内部の告発インタビュー集のドキュメンタリー。
物凄く恐ろしい集団だった
ジョントラボルタとかトムクルーズが今も信者なのは残念だが抜けられない仕組みがあるのも事実
NORA

NORAの感想・評価

3.7
トム・クルーズやトラボルタが信仰する新興宗教サイエントロジーの告発映画。もともとは自己啓発本から始まったこの宗教、中身は自分自身を神のレベルに押し上げようとする、いわばナルシスト向け教義。その内部は中世さながらの階級社会。権力闘争に敗れた教団の幹部たちが転落し、奴隷同然に扱われ、やがて反旗を翻していく過程がスリリングに描かれている。‬
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