エンドロールまで観て思ったのは音楽がべらぼうにいいこと。ブラックパンサーくらいこだわってます。
んでもってすごいのは前作からの間MCUができて、ヒーロー映画が一般的になった時に何故今わざわざインクレディブルを引っ張りだしてきたかということですが、これがまた今じゃないといけない理由がいくつもあってただやっただけじゃないのだなと感心しました。すげえ。
インクレディブルの家族はいわゆる白人ホワカラ家庭。アメリカのグッドオールドファッションドなヒーローへの郷愁と憧れを最大限のこだわりとともにつめこんでんでおる。
だからといってイズムが今に倣っていないと時代錯誤になってしまうので、そこも配慮されている。
10年前の時間からまた話が動き出したことでノイズになる時代性やテクノロジーを取り残してきたのが一番の成功だと思います。
ちょっとなげーなとは思った。