もりいゆうた

インクレディブル・ファミリーのもりいゆうたのレビュー・感想・評価

4.5
完璧で最高な続編!前作より面白い!ここまで素晴らしい続編は去年IMAXで見てきた『ダークナイト』ぶりかもしれない。

僕にとって初めて映画館で見たピクサー映画なので、思い入れも強い。眠気が吹き飛んで、わっくわくしたのも今でも覚えてる。何より1と違って最初から面白い!前作の話のほんとに直後からのスタートって地味に新しいと思った。

ピクサーピクサー言ってて、いつかピクサーみたいなチームを作りたいと思ってるのに、実ははまったのはけっこう遅く、社会人になってからなのです、はい。

続編でこれだけ面白かったら3もやるだろうな。興行収入面でも、アニメーション映画の世界興行収入ランキング堂々の第3位(1位2位はアナ雪2と1)。なんとトイ・ストーリーより上なのです。『カーズ』もそうだけど、こんなに面白いのになんで日本だとそこまでの認知度なんだよ。

と思ったら、『インクレディブル・ファミリー』日本でも興行収入50億くらいいってて、普通に大ヒットしてた。これだけ面白かったらヒットせざるを得ないか。

タイトルが『Mr.インクレディブル2』ではなく『インクレディブル・ファミリー』になってるのは、1を見てない人にも届けるためかな。1~2の間に14年も経ってるし、1見てなくても大丈夫な作りになってる。よくぞタイトル変えたなって感じ。ナイス判断!

アニメ版『ミッションインポッシブル』みたい!と思ったら、そうだ、ブラッドバード監督ってミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)の監督だったんだ。

あのスパイアクションが大好きなアニメで見られるなんてと、ただただ最高の映画体験だった。

あと出てくる家がいつも魅力的。『パラサイト』のあのおしゃれな家をもっとすごくした感じ。

内容は、前作から14年間も経っているということもあり、時代の変化を感じる。1ではイラスティガールは結婚してヒーローを辞め子育てに専念するという感じだったのに、2だとMr.インクレディブルが主夫となり、奥さんが仕事(ヒーロー活動)で活躍する映画となっている。

ヒーロー活動という仕事と育児の両面をしっかりと描いた意外と社会派な映画なのです!

Mr.インクレディブルがヴァイオレットに素直に謝るシーンで感動。またできないことがあれば、知り合いに頼ってみてもいいということを教えてくれる。

そして最後は家族みんなで協力し合って敵をやっつける。待ってましたと言わんばかりのこのおなじみの展開に相変わらずたまらない!素晴らしい作品をありがとうございました!! 続編待ってます!!