ミルコ

LION ライオン 25年目のただいまのミルコのレビュー・感想・評価

4.0
お兄ちゃんが大好きな5歳のサルー。
貧しい生活の中、兄が夜の仕事に出かけるのを強引について行く。
途中眠くなるサルーは駅のベンチで兄を待つように言われるが、寝ぼけていたサルーは停車していた回送電車に乗り込んでしまいいつかしその電車は遥か1600km先のカルカッタまで行ってしまった。
幼いサルーはベンガル語もできず、家に戻るどころか生き延びるだけで精一杯。
そんなサルーも25年後にはタスマニアに住むオーストラリア人夫婦の養子となっていた。
あるきっかけで生みの親、そして大好きなお兄ちゃんは今でも自分を探し続けているのではと気づき、、、。

実話を元にした物語。
インドでは年間8万人の子供が迷子になっているという。
最後にサルーが大好きなお兄ちゃん、、。
いなくなったサルーを必死に探し回っていたのでしょう。
それを考えると本当に不憫です。
サルーの心の中にずっとずっといてくださいね。
ミルコ

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