久しぶりにゆっくりと映画を楽しむ
個人的な要因ではあるが、
怒涛の半年間で、1人で映画を楽しむ日がほとんどなかった。
久しぶりに予定がない今日、映画でも見ようと思い選んだのが本作。
数年前から見てみたいと思っていた本作は、
期待していた以上にエネルギッシュで深い感動を与えてくれた。
幼い子供が回送列車に乗り込んでしまい、家から遠く離れた1500キロ先の駅のホームで降りる。
当然戻る方法も分からない彼は、
他言語の壁や不安と悲しみの中でも、
帰りを待つ家族への想いの力で、
25年間の迷子生活を力強く生き抜く。
インドで毎年8万人が行方不明になっている中、
彼の力だけでなく、運や巡り合わせの中で幸せを掴めたのは奇跡としか言いようがないだろう。
この実話の映画化は、世界中の数多くの鑑賞ユーザーに対し、
感動だけでなく、自分の環境・家族への感謝を改めて認識させるきっかけとなったであろう。
