兄とはぐれて迷子になった5歳の少年サルーがどの様にしてオーストラリアに行き養子になったのか
そこまでの過程を思ってたよりだいぶ長く丁寧に描かれてたので後半の展開にも凄く感情移入して観ることが出来るしラストの感動的演出も見事でエンドロールの時は涙こらえきれませんでした
それも前半部分をただ一人で物語を牽引する少年サルーの存在が大きいと思います
聡明な顔立で可愛らしさもあり何より全力疾走の走り方が陸上選手の様な綺麗なフォームでインドの雑踏を駆け抜ける映像がとても美しくそれだけで絵になる魅力がありました
それと後半から登場で意外と出番少ないなぁと思ってたルーニーマーラとニコールキッドマンもしっかりと存在感を示していて良かったと思います
血が繋がっていてもなくてもサルーにとって特別な2つの家族でそれを理解してくれる周りの人たちの優しさが自分も優しい気持ちにさせてくれる心温まる感動作でした
