ミレニアムパレードに釣られて鑑賞。
この曲やっぱりええわ!
細田守のサマウォから一貫したネット空間の物量で攻めるアバター演出。
これは正直途中までは辟易してました。
映像は派手なんだけど今となってはチープな細田節の仮想空間。
ありがちなアイコン連発の群像描写とか、ほんと中盤までは呆れ気味で見てました。
「やっぱり細田作品は合わんなぁ」
しかし、見終わってみたら何故か泣いてました。(笑)
パワープレーで押しきって逆転勝ちした試合を見たあとの様な高揚感。
細田やるやん!(手のひらくるっ)
この鬱屈とした時代に映画館でアニメを見る事の意義。そして少しでも祝祭の中に身を置き、解放的な感動を与えたい。
そこを追及した意地を感じた。