貧しい田舎に住んでいた5歳のインド人少年が、何千キロも離れた都会で迷子になり、家に帰られなくなってしまったため、オーストラリアに養子に行って幸せに暮らすが、大人になってからGoogle earthで故郷を探す実話。
タイトルでラストまでわかるんですが、それでも良い話ではあります。
印象に残ったのは、インドなど貧しい国では、行方不明になる子供が大量にいて、大人たちは、それを助けるどころか、人身売買したり、自分たちの利益の為に利用することが多い事実。
そして、反対に貧しい子供たちを助けようとする裕福で優しいオーストラリア人夫婦。
このGAPは、いつになったら埋まるんだろうと、家族の物語とは違う社会問題について色々考えさせられました。
そして、Google Earthの使い方!
なんて便利な世の中になったのかしらと、社会課題解決がこうやって出来るようになってきたことには、希望が見えました。
感傷的な話なのに、何故か、そもそもこういう問題が発生することの原因や課題解決に頭が回ってしまいましたが、ラストは感動的でした。
25年経って変化が大きいインドですが、今は少しは良くなってるのかなあ。
アフリカもそうですが、都市部の発展とGAPが激しすぎる。。