ずっと観たかったノンフィクション。ノンフィクションなのでストーリーに対するコメントは控えつつ。
まず何より、幼少のサルーがかわいい。
コルカタ行きの2〜3日列車旅の様子は、学生時代のインド貧乏旅行の記憶ともリンクして、思わぬオマケな楽しみ方もできた。せっかく覚えたヒンディー語、全然通じないのよね。
インドの雑踏とか混沌そのものの美しさが変に加工されることなくそのまま捉えられていたし、タスマニアの豊かな環境がその対比的に描かれて、まちや文化、生まれる境遇の違いのリアルがあった。
そしてキャストが贅沢。
ニコール・キッドマン、ルーニー・マーラは大好きな女優なので、それだけで眼福。デヴ・パテルはミリオネアぶりやったけど、なんか良い男度合いが上がってた。
総じて良かったし、また歳を重ねた時に観たいと思った。