実話であるということが、この映画に力を与えている。
もしフィクションだったらご都合主義と思ってしまうほどの奇跡が、8万分の1人の男の子に起きた。
そしてその結果、こうして世界中の人がインドの子供たちの実情を知ることになった。
オーストラリアのママが、自分の子供を持つよりも、すでに大勢いる不幸な子供を幸せにする方が、自分には意味があったと言っていた。
映画になったことで、彼女は育てた2人よりもさらに多くの子供を救ったかもしれない。
映画のストーリーを超えて、もっと大きなものを観せてくれる作品でした。