tomoco

お盆の弟のtomocoのネタバレレビュー・内容・結末

お盆の弟(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

大腸癌を抱えている真面目な兄(光石研)と、映画制作をしているが定職に就かず風来坊気味(?)な弟(渋川清彦)、その周辺を囲む人物とのお話。

もうなんと言っても渋川さん…!!適当なダメ男がよく似合うわw

妻に離婚を迫られ落ち込んで、寝込んでしまって、仕事から帰宅した病持ちの兄の方が元気とは情けないw
鬱陶しく思いつつも、看病のため自分の家に居座る弟を蔑ろに出来ない…やはり血の繋がりは感じざるおえないのである。
弟は友人の藤村(岡田輝樹)の紹介で出会った女性を、独り者の兄に紹介するなんて…まぁお節介だけど弟なりの考え。
自分より兄貴なんだろうな。

モノクロ作品ではあるけれど、その違和感を感じさせない。
清々しい気持ちにさせるような作品だった。
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