超空間コベ

美女と野獣の超空間コベのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2012年製作の映画)
4.0
『美女と野獣』実写版、その5。
2012年。

今回観た中では、一番クセの無い
スッキリとした仕上がりで、
ダークな面もあまり強調されることなく、
子供でも観やすい作品。

“図書室”と聞いて目を輝かせるも、
本作のヒロインは字が読めない。で、
野獣に「もっと読んで♪」とおねだり。
ここは良いシーンだったね。

今作の給仕は男女二人の人型で、
コメディリリーフを担当している。
ガサツになりがちな城側の対応も、
彼らのおかげで幾分ソフトに。(笑)

野獣の人、デカイなぁ~!☆
ドア出入口、みんな屈まないと通れない。
特殊メイクでの野獣は、これで最後になりそうだね。
今はCGで繊細な表情が出せるし。

そして、他作品との最も大きな違いは、
呪いが解けて人間に戻った後の王子に、
カッコイイ見せ場がある事!
大概は、戻った直後にそのまま
フィナーレだからね。

絵に描いた様な、解り易いハッピーエンド。♪
「どっから降ってきたんだ?このバラ」
とか、セルフ突っ込みもむしろGood!(笑)
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