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アウトポスト37のbopapaのレビュー・感想・評価

アウトポスト37(2014年製作の映画)
2.8
2020年 90本目

ドキュメンタリー風に撮影したフィクション物の事を「モキュメンタリー」と言うらしい。「モキュ」って言い方がガチャピン的な響きですよね、モキュメンタリーって聞くだけでもう緑色のアイツが頭の中を駆け巡りまわってきて映画どころの騒ぎではありませんね。


侵略してきたエイリアンの残党との防衛の最前線、地獄の一丁目こここそがアウトポスト37であ〜る!みたいな場所で緊張を強いられながらも日々たくましく賑やかに過ごす兵士たちの姿を描いております。

隊長がかなり部下からの信頼が厚い男で、皆が「隊長!あなたの為なら地獄までも!」みたいな部隊なので、こんな最前線のヤバい防衛ラインはこの人達にしか任せられないんでしょうね。普通の神経だったらすぐにメンタルやられちゃって除隊ですよ。

エイリアンは「ヘビー」って名付けられたデカい奴ら。他の宇宙人侵略モノでもそうですが身長2m50とかあると勝てる気がしない。デカいだけでも無理そうなのに持ってる武器の火力が違う。こんなのに侵略されたら地球終わりですよ。なのにギリギリで踏ん張ってる、凄いよアウトポスト37の面々。

「最近は宇宙人では無く地元民が攻めてくるんだ」って、なんで?と思いましたが、今まで安穏と暮らしていた我が故郷を戦場の最前線と変えたこの部隊への怒りが半端じゃないんでしょうかね、そんなに怒るならそれヘビーにブツけろよ、とは思いますが。ヘビー強いもんね、負けちゃいそうだからね。現実的に一矢報いる事が出来そうな人間の部隊に八つ当たりしてんのかな?

とか思っていたのですが実は違ったぁ〜!ヘビー達はズル賢い!捕らえた人間を洗脳して自分達の為に働く戦士として改造していたのだ!

って、この辺りは崇高な思想の為にと言いながら無差別テロに若者を巻き込む一部組織のやり方とかへの批判を混ぜてんのですかね、知らんけど。

最後には洗脳された地元民とヘビー達によるアウトポスト37へのオールスター真夏の深夜の大侵略が始まるのですが、そこはめちゃくちゃ強い部隊だ、見事に襲撃をかわして敵本部へ反撃!こうして地球はこの知られることのないヒーロー達によって守られたのであった!

アウトポスト37万歳!
アウトポスト37万歳!
アウトポスト37万歳!
みたいな映画です。最後までガチャピンは出てきませんでした残念。
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