サラリーマン岡崎

知らない、ふたりのサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

知らない、ふたり(2016年製作の映画)
3.9
まだ、無名時代のNU'ESTの為の映画!!!
ミニョンとかまだ少し芋い…。
映画自体は知っていたが、この頃はNU'ESTを認知していなく…惜しい事を…。
そして、今ノリに乗っている今泉力哉監督!!!
お互いまだ無名だったけど、今や絶大な人気を誇る二者の処女作というべきでしょうか…とてもお宝な一本です。
(完全にヲタク口調になってしまっていますね…すみません…)

物語で語られるのは「一目惚れ」と「付き合う時間」。
相手を知ってから好きになった方がいいのか、
でも長く付き合っていてもわからないことも多い…
そんな悩める7人の男女のお話。
映画はどちらが良いという結論は出さないが、
変な気遣いをするのではなく、相手がどうなれば幸せなのかを自分から行動することで前に進んで行っている。
というより、どうなれば前向きになれるかを考えて出した結論が彼らの行動なんだと思う。
だから、ストレートに告白し、ストレートに振り、ストレートに傷ついていることを伝え、ストレートに仲直りしたいことを伝える。
正直になって相手に伝えれば、自分の気持ちも軽くなる。
ミニョンが終始軽い感じで演じていたのがそれを体現している。

まぁ、でも人間なんて基本こじらせてるんですけどね。
ってか、今泉監督なんてこじらせてる人しか描かないから、
どうこじらせから脱するかは今泉監督の命題なのですね。
(『愛がなんだ』はこじらせの骨頂。)