このレビューはネタバレを含みます
原作とアニメ観てから、では実写も観ておこうと観たので期待していなかった。
なので、キャスティングやキャストの演技、映画の為のシーン省略などは許容範囲で合わなかったけど、実写化とはそういう難しさがあるのだと思っている。
ただ、どうしても受け入れられないのは原作やアニメ知ってる人は気づいたと思うが、設定の変更。ラストはさほど変わらずとも、大事な部分が変えられていた。まさに終わり良ければ全て良しみたいな。結末変えればそれで良いとは限らない。
映画として変えざる負えない部分があるとは思うけど、これは変えてはいけない部分と自分は思う。
似た映画の似た結末の違う映画なのかと思うくらい。
その変えられた部分は原作からはすごく考えられてた設定だったと思うほど、実写の設定がよくある映画あるあるになっている。
キャスティングが合わずともストーリーが良ければ、演出が良ければ、観終わった後にはこれもありかなと受けいらられるのに逆だったので、それらが余計違和感に感じた。
メインの恋愛あり気だけど、仲良しグループの力合わせた友情が大きい。そこが大分カットだった。
パラレルワールドへの手紙の贈り方。これがなにより一番残念な設定に変わっていた。
こうあっても、キャストの演技がどうこうではない。ただ合わなかっただけ。そしてこれの問題が問題ではない。
期待していなかったけど、さらに良くなかった。
原作やアニメ観てない人は良いと思うかも知れないので、実写の後でアニメや原作観るかは以上を気にしておくと良いかも。
ということは作品の知名度以外に原作の宣伝にもなっていないのもある。(もしこの目的があるのだとすれば。)