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リーマンショックで儲けた男たちの実話の物語。
おもしろいいい。経済やリーマンショックについての知識が多少ないと、面白くないと思う。だが、少し予備知識あればかなりの良作。実際何が問題だったか、その当時の経済史を知ることができる。
役者陣も豪華な顔ぶれ。セレーナゴメスも贅沢に使われていた。
物語は3組の投資家たちのストーリーが同じ時間軸で切り替わり進んでいく。ベガスの投資イベントでは少しすれ違う演出も。
そして、カメラ目線になって、メタ的な要素でこちらに語りかける演出もある。セリフや会話から、モーゲージ債の実態についてもわかりやすく説明してくれてる。
人の飽くなき欲求で、住宅債権が神話状態で投資され続け実際は中身のない時限爆弾ゴミになっていた。それを世界経済の中心ウォール街の金融マンが売り続けていた。それに気づいた3組が大儲け。
マーク率いるモルガン傘下のファンドが、住宅債権事情を調査するところが面白かった。100軒中4軒しか住んでいない住宅地や住宅ローンの実態。目から鱗。そして投資イベントでのアジア系金融マンとの会話での確信に変わるとこ。
マイケルは水に投資してるのか。
実際に現在は人口増加や汚染による水不足だもんね。
それぞれのキャラも際立ち、教養として面白かった。