かー

666号室のかーのレビュー・感想・評価

666号室(1982年製作の映画)
3.5
映画について考える映画。
主にテレビとの比較が多かった。
映画というものの本質を見直せるし、1時間くらいの長さなので折に触れて見直したいな。

以下メモ。乱文。

近くで小さなものを見ても恐怖を感じない。
遠くで大きなものは怖い。

現実よりも他の映画を模倣の映画が増えた。
現実から物語が失われたわけではない。
自分の人生を肯定できる映画でないと安心できない。映画はレントゲン写真のようだ。

大作なら多くの映画館で上映できるが、映画は小作から始まった。小さいものは滅んでいく。

映画は見えないものまで映像にすることができる。普通では見えないものも見ることができるのだ。

小説はキャラクター次第で生きてくるもの。
シェイクスピア
ー彼らの思想や脚本自体に大した意味はない。時代遅れの作品でもキャラクター次第で生き続ける。今の映画はキャラクターに乏しく、監督の名前や撮影技術でごまかそうとする。テレビは性格描写があるから面白い。
監督の私見がない分映画より活気がある。
監督の押し付けがない。人物描写ある。

全ての芸術は情熱があってこそ生きる

テレビは電源を切れる
映画のように没頭できない

スピルバーグ
ハリウッド
インフレで予算がどんどん足りなくなる
3塁までしか行かない作品なら作らない方がマシと考えてる
誰もが楽しめる映画 万人受けする映画
そんなものは不可能

今までなかった表現方法
未来はわからない 適応するしかない
新たなテクノロジーに適応するのは難しいことではない

産業としての映画
芸術としての映画 大衆の希望や心理、要求に注意しないとヒットしない
大衆の要求というのは固定した一つのものではない。大衆と結びつくにはつねに社会的変化、政治的変化、意識の変化を考慮する必要がある
かー

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