TVやビデオの普及による映画産業の未来を憂いたヴィム・ヴェンダースが82年のカンヌで監督達にインタビューするドキュメンタリー。
映画に未来はないと諦める者、楽観視する者様々だけど、冒頭カンヌに向か…
82年のカンヌ映画祭に参加した各国の監督たちにホテルの一室で映画の未来について1人語りをしてもらった映像を編集したヴェンダースのドキュメンタリー。
テレビの普及や映画の産業化といった状況に対する監督…
日時:1982年5月14日 - 26日
場所:カンヌ ホテル・マルティネス 666号室
質問:映画とは、失われつつある言語で、死にかけている芸術か?
回答者:(登場順)
◦ジャン=リュック・ゴダール…
ゴダールはやっぱりテニスがお好き。テレビで流しているビデオが映画になってきている、というようなことを言っていた。いまやネット配信の時代だけれども、家で配信を見る行為と劇場で観る行為を同義と捉えてはい…
>>続きを読む"映画は失われつつある言語で死に瀕した芸術か?"というヴィム・ヴェンダースからの問い。
ゴダールの、映画はレントゲンのようなもの。映画は見えないものまで映像にすることができる。意識はカメラの後ろにあ…
自宅で観ましたぁ〜。
このドキュメンタリーが1982のものであることって言う事に意味がありそう。
その年がETだからね。
スピルバーグが、それでもETはあんまりお金もかかってないって話をしていた…
ゴダール、モンテ・ヘルマン、ファスビンダー、ヘルツォーク、スピルバーグ、アントニオーニなどなど、錚々たる面子がホテルの一室でヴィム・ヴェンダースが残した質問メモに答える。
テレビやビデオが映画を滅…
このレビューはネタバレを含みます
詩も小説も廃れ、映画も廃れてきた。今に残る芸術は何だろうか。
能動から受動へと徐々に変わってきた芸術。芸術でもなくなった受動の塊だけが残っている。ここからどうなるのか。
この映画自体はどの監督が話し…