不確かな未来と向き合う映画作家たちの現在の不安や情熱が、そのまま残された音声日記。
それぞれの監督がまったく異なる観点から語るのが興味深い。
例えばヘルツォークは、テレビの台頭を強く憂い、スピルバー…
映画は見えないものまで映像にすることができる。普通では見えないものも見ることができるのだ。驚くべきことだ。見えないものを見せるなんてね。そこがすばらしいと思う。
ジャン=リュック・ゴダール
名匠た…
錚々たる監督たちが一人カメラの前で語る。録画スタートし話終わり停止させるまで監督たち自身が行う。ベンダースもカメラマンもいない。これで実に味わい深い作品になってしまうのだから、いやはや凄い。
スピ…
テレビの台頭で映画は瀕死してしまうのか?という問いに対して映画監督が答えるインタビュー式映画
もう皆さん哲学者みたいな答えばっかりなんだけど、ミケランジェロ・アントニオーニて人のテクノロジーを絡め…
映画はいつもテクノロジーと共にある。AIとかサブスクとかで映画は死んだとか言われてるけど、四十年前も全くおんなじこと言ってて面白かった。ずっと映画死んでるじゃん。
まあでも、今の時代に特有なのは映…
映画を撮るということ。
再びいまを踏まえて見てみたい。
テレビから配信、スマホ、snsそれでも映画を選ぶ理由
背後で垂れ流しで流れるテレビに変わって
広告を挟む動画。デジタルサイネージ。小さなモニタ…
「映画には、産業の映画と芸術の映画がある。芸術の映画が大衆と結びつくためには常に彼らの変化に考慮する必要がある。産業としての映画が考えていることはお金だ。この二項対立が映画に分断を生み、保守的な映…