このレビューはネタバレを含みます
自分にとって、とても良い映画だと思いました。ちょうどこういう映画がみたかったんです。
役が門脇麦にぴったり。映画のセリフの中で「この世界に満たされてる人間なんていない」というセリフがありますが、少なくとも私にとってはこの映画をみたことでしばらく満たされた気持ちになりました。
1人の人生はいろんな人が関わって作り上げられているし、どこでどう繋がるかわからない。不倫した夫は円満な家庭に戻り、同棲していた主人公は別れるが無事論文を書き上げて引っ越していく。それぞれにいろんな人生があるのだなとラストは思った。あと、論文の最後のまとめの文章がとても良かった。とても好きな映画でした。